大雪
こんばんは、とらパパです。
今日は予報通りの大雪でした。昨晩12時ころはまだ全然降っていなかったのですが、朝起きてみると結構な勢いで降っていました。
家の周りの除雪も今までがウォーミングアップだったかのように雪が重く大変です。最低限の雪かきを1時間ほどやって実践農場に向かいます。
実践農場の行きがけに新規就農の先輩から「雪が重いから無理しないように」とお声がけ頂きました。トラクターを暖機運転して、いざ通路の除雪へと10mほど進んだところで早々に通路にタイヤがはまり動けなくなってしまいました。
何度か脱出を試みるも諦め、近くに住む新規就農の先輩に連絡して助けを求めました。先輩の卓越した運転技術で脱出し大変助かりましたが今後は気を付けたいと思います。
今日は気温が高めで雪がいつもより重いとのことで、先輩方も無理せず慎重に除雪されているとのことでした。また、一度にすべての雪を押し出そうとするのではなく、何回かに分けてやったほうが良いとのこと。明日試してみようと思います。
私は一旦今日のハウス間の除雪は諦め、実践農場の入口周辺、格納庫の雪落としをして今日の作業を終えました。
その後、急いで自宅に戻り午後1:30から平取町の農業支援センターと日高農業普及センター共催の講座をZoomで受けました。今回は「トマトの施肥設計について」でした。
安心して品質の良いトマトをつくるために自分の土地の土壌酸度、土壌養分などを数値で認識することが重要です。
平取町では農業支援センターで「土壌診断」を行ってくれます。今回はその土壌診断の目的と施肥設計について学びました。
今まで土壌診断の結果や施肥設計票を目にすることがあったのですが、中身の見方、計算方法が分かったのでとても勉強になりました。
ただ、土壌診断・施肥設計はあくまで数ある土づくりの方法の一つで、これをやったから大丈夫という訳ではないとのこと。元々の土壌物理性(作土層の深さ、土性、透排水性など)、土壌生物性(病原菌、微生物)を考慮した土づくりも合わせて行う必要があるとのことです。
平取町での新規就農はこうした座学講座も充実していますので、知識がなくともやる気次第で新しい情報を得ることができます。
講座が終わってからはひたすら残っていた家の周りの除雪です。終わって綺麗になった敷地を見ると清々しい思いになります。ただ、今夜も降るようで当面除雪は続きそうです・・。