研修記録 ~玉出し~
こんばんは、とらパパです。
今週は家族3人で家の近くで皆既月食を見ました。まるで空に風船が浮いているようでしたね
さて今週は「玉出し」という作業を行いました。これは収穫間近に行う作業でして、目的は収穫にあたってトマトの実が付いている場所をすぐに特定できるようにすることです。
今年は週末に雨が降ることが多かったりで昨年に比べて収穫が若干遅いようです
収穫の近いハウスでは既にトマトの木が力強く成長しています。トマトは下から一段、二段と上に向かって玉(実)をつけていきます。
成長するのは木や実だけでなく、芽や葉っぱも同様ですので、そのまま放っておくと森の様になり、実がどこにあるのかもわかりません。ですので、収穫前に葉っぱを切って玉出しを行います。
玉出しはあるべき姿が難しいです。全て実をあらわにすると、その後トマトが日やけしてしまいます。一段目はそれなりにしっかり出す、二段目はそこにあることがまあまあわかれば良いとか、各農家、各人でも考え方、感覚が異なるようです。
このくらいで良いかなぁと一度考え出すと、とても時間がかかってしまいますのでできるだけ考え過ぎずテキパキ進めるのが良いとのことです。私達は相当時間を使ってしまいました。。
また一段目の収穫は地面に近いところになるので、かがんだ姿勢から見えるようにするため、今時期の玉出しは中腰で行うため結構腰に負担がかかります…。今週は毎日とらママと交代で腰のマッサージをしていました。
玉出しの際には、単に葉っぱを切れば良いというだけでなく、できる限り木や根元などに異常ないかもチェックします。
最近は玉出しのときに合わせて「下葉切り」という作業を行う農家もあるそうです。下葉切りについては別の機会に。
玉出しの後には切った葉っぱをハウスから出す「葉っぱ出し」も行い、合わせてトラクターの練習もさせてもらいました。
今日明日は天候不順からお休みとなり、家でクッキーを作ってみました。
小学生以来だった気がします。お見せできるようなものではないので写真はありません…
が、薄力粉にしろ、強力粉にしろ、地元北海道産の素材が使えるのは有り難いですね。
こちらに移住してから2ヶ月で、道産の野菜を購入したり、頂いたりして、どれも本当に美味しいです。ここ最近はやはりアスパラですね。先日ご近所で頂いた採れたては最高でした
最後にシロちゃんです。