ここ最近の動き

こんばんは、とらパパです。

北海道は先週末から天気が荒れ模様で各地で大雪や暴風に見舞われています。先週末までは暖かい日もあり、ハウス周りの雪が溶け始めていたのですが、まだまだ油断はできませんね。

平取町(振内)では1月の大雪ほどではないものの、この3日間はハウスの除雪が必要なほどの降雪でした。以前ならば除雪作業に向かう時は少し緊張感があったのですが、慣れというのは怖いもので、「よし、今日はどこから綺麗にするかな~」と思う余裕があったりします。

また、以前ならまず家の周りをきれいにしてから、圃場(ほじょう)へ・・・という感じだったのですが、雪の量が多ければトラクターで家の周りもやってしまえば早いので、まずは圃場へ向かうようにしています。

ただ、家から圃場まで2kmの道のりが乗用車なら5分ですが、トラクターだと20分くらいかかります。トラクターはキャビン(屋根や囲い)がないタイプなので、寒さ対策が必要です。

これからの時期、どこまで除雪作業をするかはちょっと判断が難しいです。

ハウス周りの除雪作業の本来の目的に立ちかえると、ハウスや倉庫が雪で倒壊しないための処置です。ですので、どんなにきれいに徹底的にやろうが最低限の作業さえできていれば何ら問題はありません。

ただ、綺麗に除雪しておけば気分は少し晴れやかになるような気がします。とはいえ、除雪をとことんまでやろうとすれば(そんな人はいないと思いますが)トラクターの軽油代がいくらあっても足りません。

雪も徐々に自然に溶けていきます。不十分なところは先輩に見てもらいながらというのは変わらずですが、とりあえずは一番最初に使う育苗棟を中心に、あとは必要に応じて他の場所もやっていくようにしたいと思っています。

息子が保育所に通うようになり、とらママも作業に復帰しましたので最近はこんな感じで過ごしています。

①ハウス脇の除雪

今の時期、各ハウスの脇には高い雪の壁があります。一番最初に使う育苗棟はハウスの脇を開けて換気する必要があるため、できるかぎりトラクターで除雪した後、壁を壊してきます。この作業はスコップを使って人力で行います。

壁を崩している最中
崩し終わった状態
作業中、雪の上にエンジェルを作っている人がいました

ただ、この作業は3月中旬に苗を受け取る私たちにはまだ早かったようです。先輩方は大体苗の来る4日から1週間前くらいにこの作業を行うようです。案の定、ここ数日の雪で作業はやり直しになります。

②育苗棟の整地

一番最初に使用する育苗棟ですが、昨年末、麦稈や堆肥をロータリーで鋤き込んで土が柔らかいままになっています。

そのため整地が必要でもう一度ロータリーをかけます。ロータリーをかけた後は再びフカフカの状態なので、固めるためトラクターで走行し、タイヤで「鎮圧」します。

この「鎮圧」の程度が初心者には難しく、1年先輩のIさんからは「固めすぎないほうがいい」と言われていたのに気がついたらしっかりと固めてしまいました…。

私がイメージしていた「鎮圧」は、昨年親方Wさんのベッド作り(畝たて)の過程で見た作業だったのですが、育苗棟の「鎮圧」はもっと加減しなければならなかったようです。

なんのことやら?と思われる方もいるかもしれませんが、私の備忘録として残しておきます。。

③必要な道具の整理

育苗棟の整地が終わったので、今年使用する道具を少しずつ用意していきます。

まず軽トラに幌(ほろ)を付けます。昨年トマトの出荷は親方Wさんの軽トラでしたが、今年は自分達で行うため幌が必要となります。幌なしの方もいますが、苗の移動、日除け、雨よけ、荷崩れ防止などあった方が安心かと思います。

近年、振内地区で人気がある幌メーカーに発注することは昨年から決まっていたのですが、色についてはとらママと熟慮を重ね、こんな色をチョイスしました。

なかなかポップな色の組み合わせですよね。。
幌はこんな感じで開きます

前にも書きましたが、農家の軽トラといえば色は白というのは古く、今は白以外を選ぶ方が多いようです。ただ、幌に関しては、私たちのように「攻めた」色はあまりいないようで目立つかもしれません。。

次によく使う道具としては四輪台車です。主に定植時に活躍します。

ホームセンターやネットで合板、補強材、ネジ類を調達して、作り始めてからちょっと時間がかかりましたがようやく完成しました。

その他いろいろとあるのですが、改めて書きたいと思います。

④ハウス内の温度

今年はいくつかの温度計、湿度計を試してみる予定ですが、使い始めたものを一つ。

ある晴れの日に測ってみると、最高と最低の気温差がとても激しいようです。苗が来ると暖房機を稼働させるのでこれほどの低温になることはないのですが、平取トマトのおいしさは昼と夜の寒暖差が影響すると聞いています。

⑤カーリング

1月中旬から始まったカーリングが先週終了しました。

最初は下手すぎてどうなることかと思ったカーリングですが、投げ方を教えてもらい、試合をこなすことによって少しずつ面白くなっていきました。

自分のチーム以外にも、他のチームで人が足りなかったときにも声をかけて頂き、10試合以上投げることができ楽しい時間でした。

一般的には、オリンピックを見てカーリングをやってみたいと思っても、まずやる場所がないですよね。その点、振内は大変恵まれています。

一方、カーリング場のメンテナンスは大変で関係者の方は日中、夜間作業されていると聞いています。本当に頭が下がります。例年ですと2月上旬までに終了のようですが、今年は雪が多くカーリング場内の温度を低く保てたため2月中旬までプレーすることができ幸運な年だったようです。

⑥味噌づくり

振内地区では豆腐のように味噌作りのチームがあり、この時期に来年用の味噌を仕込むようです。今回からとらママが参加しており4日連続作業で明日終了予定です。

⑦モンベル

4月末に南富良野の新しい道の駅に道内最大級のモンベルがオープンするそうです。この新しい道の駅を巡っては先日、入札の情報を事前に漏らしたとして南富良野町長が逮捕されています。

オープン前からいわくつきで語られるのは残念ですが、振内からは行きやすいので楽しみです。

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