最近の出来事
こんばんは、とらパパです。
ここ数日振内では朝霧が立ち込めています。私たちが住んでいる近くに沙流川という一級河川があり、ここから山にかけて振内の町の中をすっぽり包んでいるようです。とらママいわく今日は9時近くまで霧があったとか。
ちなみに沙流川は日本有数の清流としても認定されたことがあるくらい水質の良い川だそうで、平取町の北から南までを貫いています。
私たちが住んでいる振内中心部は右側の雲がある場所です。川の上を雲が覆っている感じです。また、私たちが研修しているWさんのハウスは写真の左中央あたりになります。
早いものでもう9月です。私たちの1年目の農家研修は11月末までなので残り3か月ですが、収穫が始まってからは時間が経つのが早く感じます。
先週の土日(8/28-29)は気温が28℃くらいまで上がって夏が戻ったかな…という陽気でしたが、これ以降はもう夏日に戻ることはないようです。
最近の出来事をいくつかご報告したいと思います。
①寒さ
朝寒い日が増えてきました。日中は22-24℃くらいと過ごしやすいのですが、時々朝が寒いです。寒いとトマトの成長も鈍化してきます。
平取町でのトマト栽培では産地の特性のためハウスに暖房設備があります。暖房の使用=灯油代がかかる、という事情もありますので、どのタイミングで何度設定で使うのかというのも大事になってきます。
②トマトの市場価格
トマトの市場価格が急上昇しています。毎年お盆前後に最安値となり、そこからじわじわと上がってくるようですが、今年はお盆を少し過ぎたあたりから急激に上がっています。
価格はおおよそ需要と供給のバランスであり、消費者が求めているのに農家が出せる量が少なければ値段は上がりますし、その逆もあると思います。
今年は夏に全国的に水に関する災害があったことが関係している可能性があるようです。農家としては値段が上がったからといって同じ農家のいる災害地域のことを考えると手放しでは喜べませんが、経営者としては高値で売れることが自分の収入に直結しますので有難いことではあります。
夏は忙しいのに単価が安い、秋はそれほど忙しくはないけれども単価が高い。同じ一週間でも収入はそれほど変わらないということもあるそうです。
秋にたくさん出荷できることが本当は良いのですが、①で述べた寒さによって灯油代との兼ね合い、冬の休みを取りたい・・・などの理由から秋に集中させれば良いという訳にもいきません。私たちも来年以降どのようなプランでいくかを考える必要がありますね。
③先輩農家のハウス建設
先週、1年先輩であるIさんの建設中のハウスを見学させてもらいました。
Iさんは私と同じように昨年Wさんのところで研修し、現在は振内の実践農場で2年目の研修をされています。来年からは農家として独り立ちして自分のハウスを持つことになります。
既にハウスの建設に向けて準備が進んでいて、時々業者の人から立ち合いを求められることがあるようです。
私の再来年の就農地についてはまだ決まっていませんが、来年の今頃自分も同じように動いているのかと考えるとワクワクします。
振内地区では毎年新規就農の方が絶え間なく入っているので、各先輩の様子やお話を伺えるのがとてもありがたいです。
この場所からは見えませんが、幌尻岳も見えるそうで素晴らしい環境です。林があるのも良いですね。
現在はハウスの建設予定地に配水管を埋め込む作業中とのことでした。
④富良野
先週8/29(日)の午後はお休みだったので、南富良野にドライブに行ってきました。
途中で以前寄った縁輪堂というドーナツ屋さんに、京都から来た「青おにぎり」というおにぎり屋さんが出張販売で来ていました。
お店は哲学の道の近くにあるそうです。私たちも京都の大学に行っていたので、京都の話をしていたら何と店主の方とは同じ大学で学年もほぼ同じことが分かり驚きました。大学のキャンパスの話とか久しぶりで楽しかったです。
その後は麓郷までドライブです。北の国からロードと呼ばれる、草太兄ちゃんの牧場、アイコの働いていた人参選果場などがある道路を通りました。皆さんあまり興味ないですよね…。写真は撮らなかったのでまた今度撮りたいと思います。
北の国からロードを抜けた後の展望台から富良野市内を眺めます。
⑤家庭菜園
やはり家庭菜園はそれなりに手をかけないと難しいかもしれません。
私たちはカブ、大根、人参はどうやら惨敗のようです。味がかなりワイルドでした。ジャガイモは出来が今一つになってしまいましたが味は大丈夫そうです。かぼちゃはとても良くできたように思うのですが、甘くなく、現在追熟中です。
枝豆は獲れたてがとても美味しいです。ピーマンは放置しすぎで真っ赤になってしまいました。来年以降家庭菜園をする場合の参考となったので、とらママと作戦を練りたいと思います。
⑥シロちゃん
日中の暑い時間は草陰でお休みです。