研修記録 ~下葉かき②~

こんばんは、とらパパです。

全国的に大雨の被害が出ており心配です。

私たちが住んでいる日高地方も全く無関係というわけではなく、ここのところ「蝦夷梅雨(えぞつゆ)」という時期に入っているようで、今週から毎日曇りまたは小雨で多湿な状態が続いています。

本州のように高温多湿ではなく、気温は涼しい感じ、夕方からは半袖では寒いくらいです。予報では来週前半にはこのような天気は終わるそうです。

この状態はトマトにはあまり好ましい状態ではなく、病気が発生しやすくなったり、成長が鈍化したりするそうです。そのため、蝦夷梅雨に突入する前にはしっかりと防除を行うことも必要です。

また、最近の北海道の夏は暑い・・・と聞いていたため、5月に入ってから暑さ対策として空調服を導入しています。

空調服有りと無しでは快適さが全然違います。地元農家の方からは、こんなもの使って軟弱な・・・と怒られてしまうようですが、一度使うと元には戻れません。。

蝦夷梅雨で外は涼しいですが、ハウスの中は湿度があって暑い・・・という状況ですので、空調服は役にたっています。

空調服の種類は毎年増えているようで、今後皆さん使うのが当たり前になっていくだろうと思われます。

研修先のWさんご夫婦も以前から暑さ対策をいろいろと試されているようで、中でもモバイルネッククーラーがおすすめとのことでした。

私は最近京セラから出たDNC5000という新製品が気になっているので試してみたいのですが、値段が高いのと空調服と合わせるとバッテリーだけで結構な重さになりそうで、ちょっと足踏みしています。

収穫量も少しずつ増えてきています。Wさんのところでは、毎年7/10くらいに収穫量がグッと増えるとのことですが、今年は少し遅いようです。

研修先のWさんの農園規模ですと新規就農のスタート規模(1200坪)よりも大きいのですが、就農時に夫婦2人で対応した場合、収穫がいつ終わるのか心配です。収穫スピードは少しずつ速くなっていますが、まだまだです。

本日午後は「下葉かき(切り)」を行いました。

この作業自体は既に何度か行っています。以前、トマトは下から1段、2段と色づいてきて…と書きました。

収穫が進むにつれ、上の段の玉を収穫することになるので、収穫が終わった段の下についている葉は不要になってきます。この葉を取っていく作業が「下葉かき(切り)」になります。これを行うことで風通しも良くなり、病気の予防にもなります。

Before
After

この作業は手やナイフを使って行いますが病気予防のため、いずれの場合も消毒をしながら行います。

「下葉かき(切り)」は収穫が終わった段からこまめに行うのが理想ですが、実際はそのようにうまくはいきません。

特に新規就農の場合は2人で作業を行うのが前提になるため、収穫量が多くなるにつれて手をかけられる範囲が限られてきます。一度の作業でできる限り何度も作業を行わないような工夫が必要になります。

さて先日、北海道ローカルの番組が振内町に来まして撮影を行い、私たちも少し見学しにいってきました。料理上手な農家の方がトマト料理を紹介する感じでした。レシピは放送の時に出ると思うので、覚えたいと思います。

「あぐり王国北海道NEXT」という番組でON AIRは明後日7/10 4PMからの放送だそうです。 司会の方は北海道では超有名人とのことでしたが、私は知りませんでした。すみません。。

撮影はこの風景を背景にしたのですが、天気がとても良く、気持ちの良い日でした。幌尻岳が真ん中あたりに見えます。一番奥のうっすら見えているものです。

最後に・・・とらじろうくんがハウスに遊びに来ていました。

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