研修記録 ~定植、土づくり~
こんばんは、とらパパです。
気がつけば振内でも様々なところで桜が咲き始めました。北海道の桜は本州とは違うと地元の方は謙遜されますが、桜はやっぱり良いですね。研修先のWさんのハウスを少し出ると、山の方の桜が毎日ポツポツと増え始めており和みます。
昨日の午前中は雨風が強く、定植を延期することになりました。午後からハウス1棟分の定植をWさんご夫婦と私の3人で行いました。残りの2棟分は本日でした。
定植にあたっては苗を育てている「育苗棟」と呼ばれるハウスから定植用のハウスに苗を移動する「運び」と、実際に植えていく「定植」の2つがあります。
「運び」では、苗を乗せたトレーを4輪台車という台車に乗せ、押しながら定植ハウスのマルチの上に置いていきます。育苗棟と定植用のハウスが遠い場合、春先などの寒い時、それ以外にも各農家のやり方で軽トラを使用することもよくあります。
軽トラを使った場合は4輪台車を定植用ハウスにおいておき、軽トラが定植用ハウスに到着したら、苗の乗ったトレーを台車に移し替え、台車をハウスの中に押していきます。
私は2棟分の「運び」を行ってから一度自宅に帰り、「定植」はとらママと交代しました。ゴールデンウイークで保育所が休みのための対応ですが、来年以降は自分でスケジュール管理することになりますので保育所が休みの日程を考慮し、予め段取りを決めておく必要がありそうです。
運びは結構忙しいので、写真を撮っている時間がありませんでした…。
午後は来月定植する苗が近日中に入ってくるため、ポット鉢への土詰め(土づくり)を行いました。私が担当するのは2回目ですが、研修先のWさんが行うのは今年4回目になります。
この作業は、昨年の先輩Iさんのブログの内容が分かりやすいのですが、私が行った作業の流れを簡単に。
ポット鉢に詰める土が正面の大きな袋に入っています。
「スピードポッター」と呼ばれる写真の器具にポット鉢を入れていきます。
土を入れて均等にならしていくと出来上がりです。
この作業を繰り返して、次に入ってくる苗の数分のポット鉢を用意します。
この後は以前書いた「研修記録 ~鉢上げ~」につながっていきます。
土づくりをしている間に、シロちゃんが現れました。
が…仕留めたスズメをWさんの奥さんに持ってきてくれたようです。
その後シロちゃんは満足したのかリラックスして私たちの作業を見守っていました。