2023シーズンスタート

こんにちは。就農1年目のとらパパと申します。

私は平取町の振内町に移住し、2021年は親方のところで農家研修、2022年は町の農場を借りて自分で営農を行い、今年2023年に就農しました。まだ農家としては初心者マークなのですが、どんなことを考え、やっているのかを時々ご紹介したいと思っています。

本題に入る前に、平取町の新規就農システムを簡単にご紹介しますと、先に述べた最初の2年間が「研修」期間にあたります。この期間は私を含め、農業経験がまるでない人が農業とは何かを一から体験するのと、実際に自分でやってみてトマト作りの楽しさと難しさを経験することになります。

個人的にはよくできた制度だと思っています。新規就農を志す人にとって就農地をどこにするのかは非常に重要です。これは個人の価値観によるところが大きいと思いますが、私が決める上では産地かつ就農実績が多数あるというのは安心材料になりました。

さて、本題ですが私は今年から就農ということで新しい土地にハウスを建てた都合上、昨年秋から今シーズンの営農に向けて様々な準備を行っています。

12月末の私の圃場の様子

就農2年目以降はある程度揃った状態からのスタートなので冬休みは長めにとれますが(12月~2月中旬)、就農1年目だけは例外です。ハウス内外の仕様を業者の方と相談して調整したり、ハウス内に引く電気・電線をどうするか、格納庫や水廻りのポンプ室を自分で建てるなどなどです。そんな事前準備をしつつ、ようやく最近今シーズンをしっかりと見据えた準備ができるようになってきました。

最初に使用するハウスの土をトラクターでおこして踏みます
その後できるだけ平らにならしここから今シーズンの準備がスタートします

ただ、一番苦労するのが動線を踏まえた効率的な農機具、道具の配置です。いろいろと想像しながら用意するのですが、実際に現場に行ったときにちょっと違うなと感じたり、きっとスタートしてからも非効率なことは多数出てきそうです。まあ、そんな試行錯誤をするのも大変さよりも楽しさが勝るのですが。。

1年目は各ハウス内の配管も自分で準備します

今はまだ毎日農場で作業するのが楽しくて仕方がない感じですが、予期せぬ出来事、トラブルも起こるでしょうし、怖さもきっと感じることでしょう。できるだけ平常心で過ごしていきたいと思います…。

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