どんな農家になりたい?

どんな農家?というより、経営スタイルの話になると思います、i夫です。

今日はトマト栽培の勉強会があり、アカデミックなサイエンティフィックな話を受けて、私なりに思うところがあり筆をとりました。

私が平取に来て知り合った農家の皆さんは、例外なく大変勉強家です、おそらく。トマトの道のプロなので、当たり前といえばそうかもしれませんが、知識をまざまざと見せつけられています。
私はといえば、昔から勉強はとても好きではなかったので、正直、焦燥感ぱないっす。

その勉強会の前に、今日は育苗用のハウスの準備を始めました。これが私のトマト仕事始めとなります。
研修2年目となる今年は、自身での初めての営農となるので、その最初の最初でさえもビビりながらのしまいです。

そんなピヨピヨの私が話すのもおこがましいのですが、経営スタイルについて話したいと思います。ちなみに私が目指す経営スタイルは、逆白鳥スタイルです。
水面下で穏やかにかきつつ、しれっとトマトは穫れている、そんな農家になりたいです。
圃場の周りで遠く空をのんびり飛ぶワシを見てコレダ!とも思ったのですが、ワシスタイルではちょっと…なので白鳥で。

スタイルの違いでまず言えるのは規模で、売上と労働時間のバランスだと思っています。作付面積や定植本数を増やすほどに売上と利益は基本伸びると思いますが、労働時間も多くなるはずです。新規就農で1,200坪といわれるのは収穫時期の労働力の限界目安を指しており、家族パワーで足りなくなれば外から労働力を仕入れる必要も生じてしまいます。

利益・所得追求を命題とするならば、規模を大きくしてたくさん働けば所得は増えるかもしれませんが、それは私の望むところではありません。ただ、同じ仕事をするなら所得はより多くしたい、それを実現するための勉強なのだと感じます。やり方考え方は見る人聞く人本当にそれぞれで、目指す方向への知識のベクトルが各々の経営に色を付けているのだと思います。

溺れる白鳥にならないように勉強はしっかりしなさいと、お尻叩かれたような仕事始めの1日でした

i夫

どんな農家になりたい?” に対して1件のコメントがあります。

  1. とらまま より:

    研修1年目お疲れさまでした!
    2年目は試行錯誤しながら、自分に合った栽培方法や経営スタイルを見つけていってくださいね😊わからないこと、困ったことなどあれば遠慮なく先輩方を頼ってくださいね😌

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