秋深まる
こんにちは。就農3年目のとらパパです。
季節は巡って秋、今日は雪もちらつく冬の始まりのようです。
今シーズンのトマト作りも早いもので最終盤に入りました。今年は暑かったと言われますが、過ぎてしまえばそんなこともあったかなと思うくらい記憶が曖昧です。歳でしょうか…。
暑すぎればトマト作りに影響は必須ですが、対策にはお金がかかり、やらないと採れない…ジレンマです。
今年もトマトの単価は昨年以上に高く安定していたので、産地、各農家としては助けられました。ものすごく沢山採れなくても価格が高い分、収入は安定する。ありがたい話です。毎年こうだと良いのですが。
さて、先日、鳥取県のトマト農家さんの視察に行ってきました。
以前からインスタで注目し、私の近隣農家の間でも度々話題に上がっていた農家さんということで楽しみにしていました。
道内、道外にかかわらず自分と違う作物、やり方で高収量をあげている方がどんな取り組みをされているのかは興味があります。また、インスタ、YouTube、XといったSNSでも情報は得られますが、現地に行ってみて得られる情報とは天と地ほどの差があります。
とはいえ、通常の視察では1つ2つ新しい視点が見つかればありがたい…という感じなのが実情。しかし今回は栽培の共通点が多いこともあり、来年取り組みたいと思えるヒントをたくさん頂き、この冬楽しく過ごせそうです。
前職で営業職をしていた時はカルテルに繋がるため、表向き競合他社と情報交換、不必要に話すというのはもってのほかという感じでした。
今は競合ではないですが、違う地域でも、経験の浅い私のような駆け出し農家でも同じ農家ということで共通の言葉でいろいろと話ができるというのは面白いですね。
視察はもちろん経費になりますが、それなりのお金をかけているのでしっかりと活かしていきたいと思います。
親方から学んだトマト作りを基本に毎年レベルアップしていくのが当面の目標です。

↑視察中の様子


